直接手にとって購入可能販売店舗一覧

[JR中央線]

中野駅   古書うつつ    中野ブロードウェイ2階   03-5380-0860

      ブックス・ロンド 中野ブロードウェイ2階   03-3387-3107

高円寺駅  都丸書店     高円寺北3-1-3        03-3337-3690

      コクテイル    高円寺北3-8-13        03-3310-8130

      大石書店     高円寺南3-45-18      03-3311-6646

阿佐ヶ谷駅 コンコ堂     阿佐谷北2-38-22      03-5356-7283

荻窪駅   岩森書店     荻窪5-21-11        03-3398-5944

西荻窪駅  音羽館      西荻北3-13-7         03-5382-1587

      タイムレス    西荻北3-21-5         03-3395-8687

      花鳥風月     西荻北4-3-2         03-3390-1356

      盛林堂書房    西荻南2-23-12       03-3333-6582

      待晨堂      西荻南3-16-1         03-3333-5778

吉祥寺駅  よみた屋     吉祥寺南町2-6-17       042-243-6550

      藤井書店     吉祥寺本町1-11-20     042-222-5043

      百年       吉祥寺本町2-2-10村田ビル2F 042-227-6885

武蔵境駅  浩仁堂      武蔵野市境1-17-6-106    042-255-1533

八王子駅  まつおか書房   八王子市東町10-12     042-646-6310

西八王子駅 散田書房     八王子市散田町4-15-7     042-667-6785

 

[京王線]

府中駅   夢の絵本堂    府中市府中中町2-20-13   042-358-0333

 

[小田急線]

喜多見駅  林書店      狛江市岩戸北2-19-17    03-3488-8869

        

メール・FAXでのご注文可能販売店舗一覧

下記の[ネット書店]へはメールもしくはFAXで発注・在庫確認をお願いします

 

駱駝舎        中野区野方   rakudasha@nifty.com

三暁堂        中野区鷺宮   book_2009@nifty.com

アゲイン       調布市深大寺  againjc@jcom.home.ne.jp

悠山社        青梅市今寺   hon@yuzansha.com

徳尾書店       八王子市北野台 mr@tokuno-o.com

ノースブックセンター 八王子市越野  re-use@northbookcenter.com

大石古書店      稲城市大丸   c00012020@cream.plala.or.jp

 

訪文堂書店      多摩市豊ヶ丘  Fax:03-3388-4216     

この『古書手帳』は古書に関するさまざまな、和本・一般的な古書・洋古書についての用語集を中心に、西暦・和暦比較対照表、東京で行われている即売展案内などの情報を盛り込んだ内容となっています。古書を愛する方々にとって必ずやお役に立つものと信じています。

 

判型はA6判(文庫本サイズ) 112ページ 並製本(表紙色は黄) 

価格は500

 

※判型に誤りがございました。大変申し訳ございませんでした。

ページ見本

 

支部長の書店巡り・悠山社書店

 今月は東京の西端、青梅市で大規模な本屋を経営している橋本直次郎氏を訪問した。拝島で青梅線に乗り換え4 駅目の小作駅から約3 キロ、出迎えてくれた橋本さんの車で約10 分の豊岡街道沿いにたつ4 階建ての大きな倉庫の3 階と4 階の計150 坪のフロアには100 を越える書棚がびっしりとならび、床の上にも本が重なっている。在庫は5 万冊以上だという。

 奥の事務室では奥様とその友人2 人がパソコンに向かって仕事をしていた。新刊本を10 年ぐらいやった後、40 歳頃福生で店舗を借りて古本屋を始めた。マンガ全盛の頃で、アダルトものもよく売れた。当時は青梅線の各駅毎に町の本屋があり、郊外型の大型書店もあったがすべて消えてしまった。店舗を構えている古本屋は昭島駅前のさわやか文庫一軒になってしまった。

 もはや本屋という商売は、店舗を借りてまでやって成り立つものではなくなったのではないか。インターネットでの売買を始めたのは、まだ日本の古本屋が始まる前のこと。誠心堂の橋口さんが始めたネット販売に相乗りをしたのだが、珍しかったのかものすごく売上があった。
 本の売り方には店舗、市場、目録などがあるが、目録を作る手間と経費それに手渡す数に限度があるのに比べれば、ネットの場合は不特定多数の国境を越えた無限の顧客の目に触れる可能性がある。これは素晴らしいと、店舗を畳みネット販売に切り替えた。とはいえ、即売会の面白さはそれなりにあり、いまも愛好会に出品している。(K)

支部長の書店巡り

中央線支部
支部長の書店巡り vol.4

古書コンコ堂
杉並区阿佐谷北 2-38-22 キリンヤビル 1階  TEL:03-5356-7283
http://konkodo.com/

 阿佐ヶ谷駅北口を出て、こんもりと繁ったケヤキ並木の中杉通りを右に見、アーケードを抜けると松山通りに入り徒歩5分、 商店街の末端にコンコ堂はあった。ビルの1階、約3間の間口、17坪の店はかなり広く明るい。

まだ30代の店主・天野智行さんは音羽館で5年間働いて修業した後、昨年6月にこの店を開いた。開店場所を決めるに当たり、天野さんはカウンター片手に人の流れ、時間帯や曜日 毎の通行人の数、年齢層や性別なども調べて周到な準備をしたとの話を同業者から聞いた。

昼下がりなのに絶え間なく客が出入りしている。流れていたスウィングジャズと、どこか茫 洋とした店主とマッチして店内がまたいい雰囲気を醸し出していた。むき出しの天井は高く、書棚は180センチよりも低く抑え、書棚の間も広めにレイアウトされてある。そのためか圧迫感が無い。客はあたかも本の森に踏み入って散策をしているかのように歩き回り、キノコを探し出し、野の花を摘むかのごとく本を抜き出して、嬉しそうにレジに持って行く。

きっとこれも周到な仕掛けだ。コンコ堂という名前は、レジの横の棚にのっているお狐様に由来するのかと思ったら、「玉石混淆」からきているとのこと。玉石が混ざっているところに面白さがあるのだと。従って棚の本も専門書に特化することなく、店主お気に入りの本だけを並べるのではなく、絵本から文学書、哲学書までまんべんなく揃えるようにしている。棚の上には奥様が選んだという可愛らしい小物もさりげなく並んでいて親しみやすい。買い取りした本は丁寧に汚れを拭き取り、書架が新しいこともあるのだが全体的に清潔感が漂い、旧来の日本の古本屋にはない新しさを感じさせる。

それも次から次に客を引き入れる大きな要因の一つになっているように思われる。営業時間は12時から夜の10時まで、夜遅くまで人通りが絶えない立地なのだ。従業員はいないから店番、仕入、整理、 発送などほとんど一人でこなしている。体が二つあっても足りないほどの忙しさ。店売が主たる収入源だそうで、これには立地の良さやこの店の造りばかりだけではなく、若夫婦の努力と協力があるからなのだろう。

阿佐谷北には7軒もの古書店があるそうだが、おそらくコンコ堂のように勢いのある店は無いのではなかろうか。開店に際して、古本屋になることに反対した親からも借金をした。その返済と毎月の固定経費を合わせると相当な出費になる。しばらくはきつい労働の日々が続くだろうし、来年は二世が生まれる予定。これからが正念場だ。

支部長曰く、周りからの温かな支援があればこその明るさがみえると。天野さんはこれからの古書店のあり方として一つの方向性を示しているように見受けた。若手同業者の励みにもなるはずだ。(K)

(この記事は中央線支部報2012年11月号から)

中央線支部Facebookページ
中央線支部Facebookページ

支部広報担当の      つぶやき